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自宅でできる療育① 〜環境・情報の〝見える化〞〜
自閉症のお子様に環境・情報の〝見える化〞を
自閉症のお子様には、「いつから」「いつまで」「どこで」「何を」「どのように」するのか見通しが立たたないと不安を感じる特性があります。その為、周囲の環境や情報を物理的に整理して不安を軽減し、お子様が落ち着ついて生活や学習に取り組めるような環境を整えることが効果的です。これを「構造化」と言います。
その中で、環境・情報を“見える化“することを「視覚的構造化」と言い、身の回りの情報を視覚的なデザインに置き換えて、お子様に理解しやすい環境をつくります。これは聴覚よりも視覚で得た情報を理解しやすい自閉症の特性を踏まえた手法です。
おうち標識をつくろう!
行動や場所などをイラストと文字で示した「絵カード」を使う療育がありますが、これを家の中に貼って標識として提示し、目で確認して理解しやすくしながら、行動を促したり、注意を喚起してみると効果的です。
カードをつくる際には指示以外の余計な情報を入れないようにし、指示通りに行動できたら褒めてあげることを忘れずに行ってみてください。